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従来、ナナといえば歓楽街のイメージが強かったですが、近年では当ビル「O-NES TOWER」を筆頭にJLKタワー、53階建ての高層複合施設「Tenth Avenue」の建設が進むなど、街並みや印象が徐々に変化しています。当ビルはナナ駅直結で抜群のアクセスを誇る注目の物件です!
今回は、そんなO-NES TOWER(オーネス・タワー)をご紹介いたします!
O-NES TOWER(オーネス・タワー)は、2022年に竣工したスクンビット・ソイ6に位置するグレードA+のオフィスビルです。
当ビルは大林グループのタイ大林が手掛けた初の本格的な不動産開発案件であり、大林グループが単独所有する最大の賃貸オフィスビルです。
タイでは細部の仕上げが雑になりがちですが、このビルは細部に至るまで丁寧に作られており、さすが大林グループのクオリティです。エレベーターからトイレに至るまで、日本企業の設備が導入されており、現在、テナントの半数以上が日系企業であることからも、その信頼性の高さがうかがえます。
さらに洪水対策もされた設計になっており、バンコクでの過去の洪水被害を踏まえ、スクンビット通りの+2mを基準とした洪水防護パネルを設置し、そのレベルまで水が達した場合でも内部システムが正常に作動するよう設計されています。
BTSナナ駅からスカイウォークで直結しており、徒歩約1分でアクセス可能です。
国際的基準のLEED認証、WELL認証(ともにゴールド)を取得したビルです。ビルのクオリティは担保されております。
LEEDに関しての記事はこちら
ナナエリアに位置しています。歓楽街という印象が強いエリアですが、周辺にはJWマリオットホテルやハイアットリージェンシーホテルといった高級ホテルや高級コンドミニアムも多くあります。出張者はビルの裏に建つノボテルホテルに宿泊されるケースも多いです。
駅周辺では当ビルをはじめ、正面にはJLK Towerが建ち、さらに53階建ての高層複合施設「Tenth Avenue」などの建設も進んでおります。街並みやイメージは少しずつ変わり始めています。
スクンビットエリアの中心に位置するため、渋滞に巻き込まれやすいエリアではありますが、BTS駅をうまく活用することで、その心配を軽減できるでしょう。
それでは実際に、BTSナナ駅からのアクセス方法を写真と共に見ていきましょう!
ナナ駅2番出口の方向へ進むと左手すぐにO-NES TOWERへと伸びるスカイウォークが見えます。
雨の日でも、濡れることなく館内へ到着することが出来ます!
有人の受付カウンターとセキュリティーゲートがあり、受付にてIDカードを提示すると入館カードを付与されます。受付で登録した訪問先企業が入る階にしか止まらない行先連動システムになっているので、セキュリティー基準に問題ございません。
入居企業従業員向けに顔認証でゲートが開くシステムも導入されており、カードフリーで入館することも可能です。
ロビー正面のVコラムは、O-NES TOWERの建物構造を象徴的なデザインで表しています。「RCコアウォール+鉄骨フレーム」のハイブリッド構造を採用、RCコアは現地の最新設計基準を適⽤し、地震に対して⼗分な安全性を担保するよう設計しています。
ロビーから早速「大林グループならでは」の細かい設計への気配りが感じられますね!
オフィス階は8階〜29階となり、低層ゾーン:8階〜19階、高層ゾーン:19階〜29階となります。(19階は低高層の乗り換え階 )
エレベーターは低層ゾーン、高層ゾーンと別れており、低層ゾーン8基、高層ゾーン8基(計16基)設置されております。(VIP用および駐車場用エレベーターを除く)
充分なエレベーター基数なので待ち時間もほぼ無いでしょう。
エレベーターはMITSUBISHI製で天井高3mの特注品とのこと。天井が広く、明るいことで全く圧迫感がないです。
大小さまざまなサイズのユニットが効率よく配置されています。他のビルでは、建物の形状が悪く、同じ広さでも柱の位置が悪かったりデッドスペースが多かったりして狭く感じることがありますが、O-NES TOWERではそのような心配は不要です。
天井高は3mを確保、鉄骨造を採用することで開放感ある無柱整形空間を実現しており、快適なオフィススペースを利用することが出来ます。
窓には照度センサー付きブランインドを標準実装しており、日差しが強くなると センサーが自動的に感知し、ブラインドが直射日光を遮ります。手動でブラインドをひとつひとつ開閉する手間がなく、快適に過ごすことができます。
外周の柱にはCFT(コンクリート充てん鋼管構造)柱が使用されています。それにより、従来のRC柱や鋼柱に比べて柱の断面が大幅に細くなり、広々とした空間設計を実現しています。
さらに特徴的なのが、OAフロアが標準内装で全フロアに敷き詰められています。こちらはタイではかなり珍しい仕様です!
OAフロアとはオフィス内の配線や設備を効率よく管理するために床を二重構造にしたものです。この二重床の間に電気配線やネットワークケーブルなどを通すことができ、配線の見た目はもちろん、転倒防止などに役立ちます。(二重床の高さは15cm )
レイアウト変更などが多い企業にはとくに重宝する仕様です。
個別空調システムを採用しており、人の有無を感知して特定のエリアのみ稼働します。これにより、フロア全体のエアコンを稼働させる必要がなく、エネルギーの節約とコスト削減に大きく貢献します。
また、照明のモーションセンサーは、消し忘れによるエネルギーの無駄を防ぎ、効率的なエネルギー使用を実現します(1つのセンサーで50平方メートルごとに制御)。
O-NES TOWERでは常にPM2.5の濃度をモニタリングしており、PM2.5対応のフィルターシステムがすべての共用エリアおよびオフィスに接続されています。また、高いメンテナンス基準を維持し、空気ダクトとろ過システムの定期点検も実施しています。PM2.5問題が頻繁にニュースになるバンコクにおいて、この仕様は非常に安心できる要素となっています。
窓ガラスには、Low-eコーティングとアルゴンガスを断熱材として使用した複層ガラスが採用されており、さらに水平ルーバーも設置されています。これにより、高い日射遮蔽性能を確保しながら、快適な視界を保つことができます。
申し分ない日本クオリティのオフィスです。
北向きのユニットからは、スクンビット通りのビル群のスカイラインを眺望できます。
南向きのユニットは、周囲にそれほど高いビルがないため、ベンチャキティ公園を眺望することもできます。
白を基調とし、カーペットが敷かれた明るく広々とした廊下です。大人2人が横並びで歩いても余裕がある、充分な横幅です。
トイレはまるでホテルのように清掃が行き届いており、清潔感があります。便器にはTOTO製が採用されており、大便器にはウォシュレットが付いているため、日本仕様の快適さを感じられます。
各階に多目的室トイレが2か所ございます!
共有のパントリールームももちろんございます。パントリールームには飲料水が出る蛇口がございます。個別にウォーターサーバーを導入する必要性も無さそうです。
喫煙スペースは1階外へのアクセスとなります。
6階には大小様々な会議室が10室ございます。テナントは割引価格で会議室をレンタル可能(半日or終日)。最大会議室の収容人数は100〜150名。プレスリリース等の際などの利用が想定されます。
同じく6階にはビジネスセンターエリアがあります。家具付きのサービスオフィスで10ユニットの個室がございます。一時的な駐在事務所等の利用が想定されます。
5階には、日本食やタイ料理を含む8つのテナントが並ぶフードコートがあり、手頃な価格で食事を提供しています。営業時間は7:00〜19:00で、朝食をここで取る社員も多いとのことです。雨の日でも外に出てランチを買いに行く必要がなく、便利です。
さらに、フードコートの前ではマーケットが定期開催されており、タイ人従業員にとっても新鮮な環境が保たれています。
1階にはセブンイレブンが入っており便利です。ATMもセブンイレブン前にございます。
4階にはカフェや日本食レストラン「ゆう奈」様が入っております。店内には個室もあるので、会食・接待などでの利用シーンも考えられます。
屋上はルーフトップガーデンとなっており、入居者ならどなたでも自由にアクセス可能です。さらに、オプションで貸し切り利用もでき、バンドやケータリングを手配して、就業後にカンパニーパーティーなどのイベントを開催する企業様もいらっしゃいます。美しい夜景を楽しめるロケーションなので、パーティの充実度は格別です!
– 駐車場555台(うちEV充電ステーションは4台)
– 通常駐車場403台 + 機械式駐車場152台
B1階は車寄せとして設置されています。他のビルでは通常、エントランス前での降車が一般的ですが、O-NES TOWERでは歩行者と車の動線を分けるため、B1階に降車スペースを設けています。これにより、歩行者の安全性が向上しています。
ここでも細かな仕掛けが施されており、天井の一部が上階の水盤とつながっています。自然光が水面を通して地下まで届き、車寄せを幻想的に明るく照らす設計になっています。
高級感漂う、この車寄せは過去にドラマ等の撮影などでも使用されたことがあるようです。
さらに、B1階にはVIP用エレベーターが2基(低層階用1基 + 高層階用1基)設けられており、テナント様には専用のアクセスカードが付与されます。これにより、社長様や特別な来賓の方がいらっしゃる際、一般の入口を通らずに直接オフィスへ向かうことが可能です。
機械式駐車場にはIHI製が採用されています。他のビルでは、他国製の機械式駐車場がメンテナンス不足で故障が頻発することがありますが、こちらはIHI製ですので、メンテナンスも行き届いており、安心してご利用いただけます。
以上、O-NES TOWER(オーネス・タワー)のご紹介でした!
このオフィス物件が気になる、もしくはバンコクのオフィス探しでお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。