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BTSサイアム駅からモーチット駅にかけての、いわゆる「バンコク北側」エリアでも、近年はBTS駅を中心に新しいオフィスビルの建設が進んでいます。中でも、ひときわユニークな形状で存在感を放つ、「The Rice(ザ・ライス)」を今回はご紹介いたします!
ザ・ライスは、BTSサパーンクワーイ駅に近くの交差点に位置するオフィスビルです。そのビル名の通り、ビルの外観は「お米」をモチーフにデザインされいるユニークな形状のオフィスビルです。
国際的基準のLEEDゴールド認定のビルです。ビルのクオリティは担保されております。
LEEDに関しての記事はこちら
さらにアジアパシフィック不動産賞2023-2024も取得しています。
アジアパシフィック不動産賞とは、IPM社が主催する国際的な建築賞で「建築」「開発」「インテリアデザイン」「不動産」「地域」のカテゴリー別に、80人以上の業界専門家からなる独立した審査委員会によって審査されます。
BTSサパーンクワイ駅周辺は、日本人にはあまり馴染みのないエリアかもしれませんが、ドンムアン空港やアユタヤ方面の工業地帯に近いという利点があります。
当ビルはドンムアン高速道路とシラット高速道路の間に位置し、高速道路へのアクセスも良いです。
サイアム駅以北エリアは「味の素様」「富士フィルム様」「ヤクルト様」のオフィスがあるエリアでもあり、タイローカルに根付いだビジネス展開をしている日系企業が多いのも特徴の一つです。
周辺の「アーリー駅」には若者に人気のおしゃれなカフェやショップが立ち並び、「モーチット駅」ではウィークエンドマーケットが開催されるなど、タイ人のベッドタウンとしても根強い人気を誇る一面も持ち合わせています。
それでは実際に、BTSサパーンクワーイ駅からのアクセス方法を写真と共に見ていきましょう!
サパーンクワーイ駅1番出口の方向へ出て、南の方角へ進みます(Big Cがある方向)。
道中には屋台やローカルレストランなどが立ち並び、下町風景が続きます。新しいコンドミニアムも数件確認できました。
道中の対面にはスーパーマーケット「Big C」が見えます。
徒歩約7分ほどで「The Rice」に到着します。ユニークな形状をしているため、一目で見つけられることでしょう。
有人の受付カウンターとセキュリティーゲートがあり、受付にてIDカードを提示すると入館カードを付与されます。 セルフ受付(QRコードアクセスによる来訪者登録)も用意されております。
受付で登録した訪問先企業が入る階にしかエレベーターが止まらないシステムになっているので、セキュリティー基準に問題ございません。
入居企業の社員は顔認証でアクセスできるシステムも導入されています。
ロビーのデコレーションにもお米をモチーフにしたモニュメントがあり、コンセプトが統一されています。
オフィス階は5階〜26階となり、低層ゾーン:5~8階、中層ゾーン:9~23階、高層ゾーン:24~26階となります。
エレベーターは低・中層ゾーン、高層ゾーンと別れており、低・中層ゾーン4基、高層ゾーン2基(計8基)設置されております。充分なエレベーター基数なので待ち時間もほぼ無いでしょう。
ビルの形状通り、ユニットも少々ユニークな形状になっております。他ビルとは違う、特徴的でクリエイティブなオフィスをお探しの企業様にはピッタリかもしれません。
ただし、このような形状のユニットの場合、レイアウトによってはデッドスペースが生じる可能性があるため、注意が必要です。
天井高は余裕の約3mで圧迫感とは無縁の空間です。窓の高さも充分あるので、広々した印象です。
従業員数50人未満の小規模オフィスに適したスペース
価格:1平方メートルあたり550バーツ〜
ユニットサイズ:100〜174平方メートル
従業員数30〜50人の中規模オフィスに適したスペース
価格:1平方メートルあたり750バーツ〜
ユニットサイズ:200〜300平方メートル
ハイゾーンオフィス
従業員数50人以上の大規模企業に適したスペース
価格:1平方メートルあたり800バーツ〜
ユニットサイズ:300〜500平方メートル
26階(最上階)はフロア全体の賃貸のみ可能となります。
(約600平方メートル以上、1,100/㎡)
窓の傾斜も特徴的で、ユニークで開放感あふれるこの賃貸スペースは、商品ショールームとしての利用や企業ブランディングの場としての活用が期待されます。
– LED/自動照明
– 空気およびPM2.5対応フィルター
– 熱を軽減する二重ガラス
東向きのユニットからは、周囲に高い建物がないので開けたバンコクの下町風家を眺望することができます。
ただし西向きのユニットは、一部コンドミニアムに面しているので注意が必要です。
大理石調のタイル貼りの清潔感あふれる廊下です。大人2人が横並びで歩いても余裕がある、充分な横幅です。
清掃が行き届いた、まるでホテルのような高級感があるトイレです。
共有のパントリールームももちろんございます。
喫煙スペースは1階外へのアクセスとなります。
駐車場付近にありますが、将来的に広いスペースへの移動を検討中です。
4階はフードコートとなっており、安価でタイ料理を中心とした料理を楽しむことができます。取材時点では10店舗ほどが営業を行っていました。
雨の日でも外にランチに行くこともなく利便性が高いです。
取材時点では美容クリックやヘアサロン等がメインのリテールエリアですが、現在、ローソンと協議中で2025年第1四半期のオープン予定とのことです。
カフェやBig C自動販売機も設置されておりますので、軽食程度の買い物なら困ることは無いでしょう。
・12A階はRegus運営によるコワーキングスペース
・1階にレンタル会議室が2024年10月20日オープン予定
・8階にはデッキエリアがあり、8階のテナントは直接アクセス可能。他フロアのテナントは駐車場用エレベーター経由でアクセス可能
・デッキエリアはイベントやプライベートパーティーの開催が可能で、期間中は無料で利用可能(電気代はテナント負担)
– 駐車可能台数:400台
– テナント契約100平方メートルにつき1台分無料
– EV充電スポット:10か所
以上、The Rice(ザ・ライス)のご紹介でした!
このオフィス物件が気になる、もしくはバンコクのオフィス探しでお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。